解答・解説

答えは①です。

今回のテーマは宛名と名乗りです。

宛名は、先方の会社名、部署名、役職、お名前を書きます。
「株式会社」も省略しない。お名前はフルネームで。記憶に頼らずきちんと名刺を見ながら書きましょう。

名乗りは「お世話になっております。ハドルの大野です。」というやつです。(こちらは株式会社を省略することが多い。書いてもよい。)
「お世話になっております。」の第2形態が「大変お世話になっております。」で、第3形態が「いつも大変お世話になっております。」です。突然変異として「平素よりお世話になっております。」とかもあります。

面識ないまま初めてメールする相手や、これから取引が始まる相手に対しては、「お世話になります。」と書く場合もあります。

ちなみに英語だと該当する言葉はないですね。
(毎回、Thank you for your cooperation.とか書く人見たことない。)

続いて、マインド的な話します。
ビジネスにおいて「丁寧」と「省略」で迷ったら、「丁寧」の一択。
というルールを心に刻んでください。

社会に出ると、迷うことが多いと思います。

電話の度に「お世話になっております。」っていうべきなのか?
この会社に資料を郵送するとき、毎回送付状いるかな?
この人とメールするたび、丁寧に最初の宛名と名乗り書くべきかな?

私も今までの人生で幾度となく迷いました。
結論、迷ってる時間の方がもったいないです。

朝、「今日は顔を洗おうかな?」とか、「歯を磨こうかな?」とか、迷わないですよね?習慣になってる。これを迷い始めると朝の準備にめちゃ時間かかります。

さっきの例も同じです。

「じゃあ、いつから省略していいのか?」って話なんですが、私の推奨する基準は以下です。

電話の度に「お世話になっております。」っていうべきなのか?
⇒ずっと言いましょう。挨拶みたいなもんです。
 これを省略しても業務効率はさほど変わらない。

この会社に資料を郵送するとき、毎回送付状いるかな?
⇒作成・印刷にコスト(人件費+紙代・印刷代)がかかってますので、
 ・先方・上司・先輩に「つけなくていいよ」と言われたらやめる。
 ・先方がつけなくなってきたらやめる。
 という自分ルールを作っちゃいましょう。

この人とメールするたび、丁寧に最初の宛名と名乗り書くべきかな?
⇒短期間で連続したメールのやり取りが発生したら省く。ただし、
  ○○様
  お世話になっております。山崎です。
 だけは残してます。

業界や会社の方針によるところもありますので、お手本とする先輩見つけて、マネしていってくださいね。