解答・解説

答えは①です。

前問では端的に!と言ったのに、裏切る回答でごめんなさい。

前問で学んでいただいた「結論を先に言う。」ってのに加えて、「報告は悪いことから言う。」ってのを学んでいただく問題でした。

②は順番がイマイチなのと、遅延の度合いと理由と巻き返しプランが分からないのでちょっと怖いですね。(後述します)

③は端的に答えている点は良いですが、さすがに情報足りません。

ついつい、悪い報告は後回しにしがち。気持ちわかります。ものすごくわかります。けど、ダメなんですね。悪いことが先。ゼッタイ。

なぜなら上司は悪いことにしか興味がないから。これは悪い意味じゃなくて、上司の存在価値の大部分は、「部下のミスや遅延をフォローすること」だからです。だから、上司にはまず悪いことを言おう。気まずくて言いにくいことを大声で言おう。アドバイスをもらうために。助けてもらうために。

ちなみに、怒るだけで助けてくれない上司なら報告しなくていいです。
「報告しても怒られるだけだから、明日から頑張りますわ。」と言って帰りましょう。(状況にもよるけど。)

あと、進捗報告では、以下が必須です。
・「遅延」か「予定通り」か「前倒し」か(ビハインド・オンスケ・アヘッドと言います。)
・遅延・前倒しの場合はその度合い(何日?何時間?何分?)
・遅延の場合はその巻き返しプラン
・遅延・前倒しの場合はその理由(前倒しになった場合についても、「そもそものスケジュールが余裕あったからなの?」「勝手に残業したの?」「すごいメンバーがチームにいるの?」と気になるので、きちんと理由を報告しましょう)

それにしても、早く対面で進捗報告できるご時世になるといいよね。